普通の文章とWEBの文章って書き方違うの?
とクライアントによく質問されます。
答えから言えば、
「かなり違います。なぜならSEOライティングの技術が必要だからです。」
となります。
それではSEOライティングとは何でしょうか?
WEBライティングとも呼ばれることもあります。
厳密にいうと、WEBライティングはWEB用に適したライティング手法となります。
SEOライティングは、特にSEOを意識したライティング手法となります。
現在では、WEBライティング=SEOを意識したライティングとなるため同等の意味として使われています。
以下は、SEOライティングのテクニックについて、ブログをこれから始めようと考えている初心者でもわかりやすくまとめました。
目次
SEOライティングの前提知識として重要な二つの考え方
SEOライティング初心者が覚えておくべき前提条件として、重要な考え方は2点あります。
- Google検索エンジンに評価される対策
- 訪問したユーザーを満足させる対策
質問です。どちらを重要視した方が良いと思いますか?
答えは、両方を意識した考え方を意識する必要があります。といってもどうしたらよいか検討も付きません。。。という反応は想定内です。
以下詳しく説明します。
Google検索エンジンに評価される対策
WEBでのライティングは、Googleに評価されやすいように書いていく必要があります。
Googleに評価されやすい文章を書くことをSEO対策(検索エンジン最適化対策)といい、検索したときに上位表示されるために必要なテクニックです。
その文章を書くテクニックのことをSEOライティングと呼ばれています。
SEOライティングは、Googleのクローラー(WEB上で徘徊するロボット)に認識されやすい文章にする必要があります。
詳細は、以下に記載しますが、構造化・階層化したり、キーワードを入れ込むようなことです。
訪問したユーザーを満足させる対策
Googleの検索エンジンはこれまでいくつかのバージョンアップを繰り返して、ユーザーが見ても有益な情報を上位に表示するようになりました。
Googleが目指すところは、ユーザーが一番必要としている情報をより上位に表示させることです。
そのために、ユーザーファースト(ユーザー主体)とした、文章にする必要があります。
検索した人の興味を惹き→悩み事が解決でき→満足する、といったユーザーファーストを意識したライティングをすることが重要です。
あなたが何かわからないことあった場合に、Googleでキーワードを入れて検索すると思います。そして検索結果の一覧が開きます。
上から順番にタイトルを見ていき、答えが書いて有りそうなサイトを開く。そして、求めている答えが書いてないサイトは閉じて次のサイトを開く…
それそ繰り返して、答えが書いてあるサイトにたどり着く。そこのサイトが良いサイト、すなわちユーザーファーストを意識したサイトです。
さあ実践してみよう!初心者でもできるSEOライティングのポイント
それでは以下にポイントをあげます。
初心者ではわかりにくい部分があるかもしれませんが、これを見ながら何度か実行すれば自然と理解できるでしょう。
ユーザーが開きたくなりSEOに適切なタイトルをつける
タイトルは人間で言えば名前と同じくらい重要です。
たまにタイトルが「今日のブログ」、「ブログ○日ぶりに更新しました!」などつけられているブログがありますが、非常に勿体ないです。
以下にタイトルをつけるテクニックを記載します。
すべてやる必要はないですが、このテクニックを使えば、かなりの効果が見込まれます。
重要なキーワードを入れる
検索エンジンはタイトルを一番重要視します。そのため重要なキーワードを入れてください。
重要なキーワードの順に文章をつくる
複数のキーワードがある場合は、一番重要なキーワードを最初に入れて、その後も重要な順に文章をつくります。
即ち、左側から重要な順番で入れるようにします。
例えば、「睡眠」「健康」「害」「専門家」の順で重要なキーワードとします。
その場合のタイトルは、
「睡眠は健康には害がない!専門家が立証した9つのポイント」
ただしユーザーから見ても、おかしな文章にならないようにしてください。
具体的な数字を使う
ライティングの基本ですが、具体的な数字を使えば誰が見てもイメージがつきやすくなります。
例えば、以下です。
「18年間睡眠障害に悩んでいた主婦でも克服できた3つの方法」
「睡眠障害で悩む98.2%の人が克服できた9つの秘訣」
具体的な数字は、できるだけ細かい方がリアリティがあります。
ただし、嘘を書かないで実際の数字を記載するようにしてください。
読めば簡単に自分もできそうに思わせる
検索する人は、悩み事が自分でも解決できるかどうかで判断します。
タイトルを見て簡単にできそうなら、本文を読みたくなります。
例えば、以下のようなタイトルなら簡単そうですよね。
「普通の主婦でもできる…」
「猿でもわかる…」
「20年間ニートだった僕でも…」
~の方必見、~の方要注意など「指名」+「インパクト」
「自分のことを言われている」かどうか、それを「見なきゃいけないぐらいの後押し」があれば続きを読みたくなります。
「40歳以上のサラリーマンは要注意!…」
「結婚したい女子は閲覧注意…」
「シングルマザーは見なきゃ損!…」
文字数は24文字から30文字程度
タイトルの文字数は少ない場合は見ても何のことを書いているかわかりずらい、キーワードがあまり入れられないなどがあります。
逆に多い場合は途中で切られてしまうのと、キーワードを入れても効果が薄まってしまうというリスクもあります。
タイトルの文字数が多い場合は以下のように…と表示されてしまいます。
ユーザーにとって読みやすい文章にする
読みやすい文章とはどのようなものでしょうか?
専門用語は極力避けて、簡単な言葉で表現する
普段なにげなく使っている言葉でも、読み手からすればわからない言葉を使っていることもあります。
私が行なっているセミナーでもLPの話になると半分以上がLPがわからないといっています。
最初はLPの説明もないまま進めていましたが、後半になって受講している方からLPって何ですか?
と聞かれて、今までの話を理解しないまま聞いていたんだ…と反省しました。
それ以来、専門用語と思われるものは最初に、
LPを知っている方いますか?と質問をして、知らない場合は
「ランディングページといい、1ページで縦長のサイト、特徴は1つの商品を成約させるため…」
と丁寧に説明するようにしています。
ブログも同様で知らないまま読み進んでもらえれば良いのですが、途中で離脱してしまうことがほとんどだと思います。
「このサイトよくわからないから、別のサイトで調べよう」という気持ちに誰もがなると思います。
それではどのようにしたら良いでしょうか?
よく言われているのは、小学5年生でもわかる言葉です。ある程度知識がついて一般的な用語がわかる年齢でもわかる言葉で書けば、誰が読んでも読みやすくなります。
それでも、専門用語を入れなければならないこともあるかと思います。その際には注釈をつけるなど補足説明をして、自サイトで完結できるようにしましょう。
特に若い世代は文字を読むのが苦手な傾向があります。専門用語が出てきて、わからないと認識されたら二度と訪問しないと考えてください。
適度な改行や空白行を入れる
改行や空白行を入れないと非常に読みにくい文章となります。
読みやすい文章にするためには、ほどよく改行や空白行をいれることです。
前の文章を引用して比べてみましょう。
タイトルは人間で言えば名前と同じくらい重要です。たまにタイトルが「今日のブログ」、「ブログ○日ぶりに更新しました!」などつけられているブログがありますが、非常に勿体ないです。以下にタイトルをつけるテクニックを記載します。すべてやる必要はないですが、このテクニックを使えば、かなりの効果が見込まれます。
タイトルは人間で言えば名前と同じくらい重要です。
たまにタイトルが「今日のブログ」、「ブログ○日ぶりに更新しました!」などつけられているブログがありますが、非常に勿体ないです。
以下にタイトルをつけるテクニックを記載します。すべてやる必要はないですが、このテクニックを使えば、かなりの効果が見込まれます。
さてどちらが見やすいでしょうか?一目瞭然ですね。
別の話題になったときはもちろん空白行は必要ですが、それ以外でも2〜3行ごとに意識的に入れていくのがコツです。
漢字とひらがなの割合を考える
漢字多いと硬く感じて読みにくくなり、逆にひらがなばかりだとやわらかくなりすぎて読みにくくなります。
それでは読みやすい漢字とひらがなの割合はどのくらいなのでしょうか?
それは漢字3に対して、ひらがな7といわれています。
これを意識して文章をかけば、スラスラと読み進めて最後まで見てもらいやすくなります。
その割合に近づけるための、ちょっとしたテクニックを解説します。
ひらがなが多いと感じた場合
簡単な方法ですが、辞書で調べて漢字に直してください。
その際に誰もがわかるような漢字を選び、あまり使わない漢字、難しい漢字は使わないようにしてください。
漢字が多いと感じた場合
漢字ではなくひらがなで表記することを、「ひらく」といいます。
それでは「ひらく」漢字はどのように選べばよいのでしょうか?
普段なにげなく、やっていることも多かと思いますが、なんとなく漢字でなくひらがなで書いているものです。
以下は、「ひらく」漢字の代表例で「ferret [フェレット]」というサイトから引用しました。
・形式名詞
こと(事)・もの(物)・とき(時)・ところ(所)・ため(為)
※「~すること/事の重大さに~」など、別の語句を受ける場合はひらくことが多く、単独の名詞として用いる場合は漢字を使用する
・副助詞
など(等)・まで(迄)・ほど(程)・くらい/ぐらい(位)
・接続詞、副詞
および(及び)・すなわち(即ち)・すでに(既に)・たとえば(例えば)・なかなか(中々)・ぜひ(是非)
・数や状態を表す名詞、副詞、形容動詞
さまざま(様々)・いろいろ(色々)・すべて(全て)・たくさん(沢山)
・敬語表現
いたします(致します)・いただく(頂く)・ください(下さい)
・抽象的、具象的な語句どちらにも用いられる動詞
いう(言う)・もつ(持つ)・みる(見る)
※具体的に誰かが喋る、形のあるものを持つ・見る場合は、漢字を使用することが多い
引用元:web?Web?WEB?ホームページの表記ルールを統一するために気をつけたいポイントまとめ
ユーザーの検索意図に適したキーワードを意識して入れる
タイトルのところでも解説しましたが、キーワードを入れることは大切です。
それは本文にもいえることで、ユーザーが入れたキーワードに対する検索意図を組み込むことが重要となります。
例えば「睡眠 時間」で検索したとします。
その検索ユーザーはおそらく以下のような悩みがあったと考えられます。
- 睡眠時間はどのぐらいが適切か?
- 睡眠不足が続いているけど、1日どのくらい睡眠とれば大丈夫?
- 昼間に眠くなるけど、睡眠時間どのくらいとれば眠くならない?
検索意図と外れることを書くとユーザーファーストではなくなるため、検索上位に表示されることが難しくなります。
キーワード選定方法
それではどのようにして検索意図に適したキーワードを選定すればよいのでしょうか?
例えば睡眠に関するブログを書くことを想定します。
ラッコキーワード(旧関連キーワード検索)で「睡眠」と入れると次の様な画面が表示されます。
左側にあるGoogleサジェストはGoogleでよく検索されるキーワード、その下にある「あ」は「睡眠 あ」と検索すると出てくるキーワードとなります。
右側にある、「Yahoo!知恵袋」や「教えて!Goo」は有名なQ&Aサイトで、様々な悩み事をまとめているサイトです。
ここで今回はGoogleサジェストにある、「睡眠 時間」のキーワードを選定してみます。
次に「睡眠 時間」のキーワードで検索します。
「Yahoo!知恵袋」や「教えて!Goo」をみると「睡眠 時間」に関する様々な悩み事が出てきます。
これを参考にして、自分のサービスに当てはめて回答する様にすれば、検索意図に合致した内容を書くことができるようになります。
ネタを探すときにもこの方法を使えば、困らなくなりますよね。
キーワードを入れすぎないように別の言葉を使う
よくありがちなのは、キーワードを意識して入れすぎてしまうことです。
睡眠のブログを書く場合の例だと、
睡眠は睡眠時間が大事です。
最低6時間の睡眠が必要ですが、5時間ほどしか睡眠を取れない人が日本人には多いです。
睡眠時間を増やせば、パフォーマンスが上がり…
睡眠だらけになって、読みにくくなっています。
さらにGoogleからの評価もスパムと判定され、評価が下げられてしまう可能性もあります。
これを避けるためには、共起語(関連のある言葉)や類義語(似た言葉)を使います。
- Googleからユーザーの疑問や悩みに応えている情報網羅性や専門性の高い内容だと評価してもらえる
- その言葉がキーワードとなり検索される
といった効果もあります。
よく使われるツールを紹介します。
共起語検索
https://neoinspire.net/cooccur/
Weblo 類義語検索
https://thesaurus.weblio.jp/
これらを使うと「就眠、「就寝」、「眠り」といった別のキーワードが検索できるので、置き換えて使うと効果が見込まれます。
見出しをつけ目次を入れる
本には必ず目次があります。目次を見て読むところを決めて、そこだけ読む人も多いと思います。
目次には大見出し、中見出し、小見出しとありますが、WEBでもそれにあたるものがあります。
それはhタグと呼ばれ、タイトルをh1、h2を大見出し、h3を中見出し…〜h6まで細かく見出しを分けることができます。
見出しをつければユーザーから読まれやすいブログに変貌する
長いブログを見出しのないままズラズラと書いてあると、読み手にとっては途中で疲れてしまいます。
最低でもh3タグまで使えば、かなり読みやすいブログとなります。
紙の本とは違って、目次の読みたい場所をクリックすると、その記事まで移動してくれる便利な機能があります。
ユーザーからも興味がある部分をすぐに読むことができるので、読まれやすくなります。
見出しを入れると自動的に目次を作ってくれるWordPressのプラグインもあります。(このブログにも使用しています。)
ブログは文章を頻繁に書く必要があるため、なるべく労力をかけないように工夫するのが大切です。
構造化され、Googleからの評価が高くなる
見出しをいれると構造化され、Googleからは認識されやすくなり、おのずと評価が高くなります。
構造化するとはどのようなことでしょうか?
例えば睡眠時間に関するブログを書いたとします。
h1 | h2 | h3 |
適切な睡眠時間と方法を徹底解説 | 日本人の平均睡眠時間とは? | 小学生の睡眠時間 |
高校生の睡眠時間 | ||
20代の睡眠時間 | ||
睡眠時間帯が重要な理由 | 最適な睡眠時間帯とは? | |
成長ホルモンが活性化される | ||
翌日のパフォーマンスが違う | ||
睡眠時間を確保するための方法とは? | ルーティーンを意識する |
このようにhタグを階層化することにより、Googleに認識されやすくなります。
ブログをいきなり書き始めるのではなく、マインドマップを使って目次から考えると全体像がイメージでき良い記事が書きやすくなります。
オリジナリティを出す
同じようなサイトが羅列する中、他のサイトと差別化するには、オリジナリティが必要です。
それでは他のサイトにない独自性を出すにはどのようにしたら良いでしょうか?
自分独自の体験談を入れる
あなたがこれまでやってきた体験談を、こと細かく情景が頭に思い浮かべるように書けば独自性が出てきます。
あなたの体験談は他には決して真似することができない独特のものです。
過去の失敗を交えれば共感も生まれ、読んでもらいやすくなる効果もあります。
他の人の事例をあげる
もし自分の体験談がなければ、わかりやすい身近な事例をあげても良いです。誰もが知っている企業の事例よりも、あまり知られていない事例の方がより独自性が出てきます。友人や家族から聞いたことで、事例に使えそうなものを思い出してください。
自分の意見や見解を語る
自分の意見や見解は、その人以外に誰も書けない独自性があります。
もし、他の人と違うと思ってもあまり気にせずに、自分なりの意見や見解を述べることが大事です。
適度に画像や動画を入れこむ
小説やビジネス書などの書籍も同様ですが、文字のみしかないサイトは読む気がなくなりますよね。
適度に絵や画像を入れこむことで、文字疲れを防ぐ効果もあります。
適切な画像を入れれば、ユーザーの頭の中で想像を膨らませイメージをつけやすくなります。
さらに、滞在時間を増やす効果があります。
画像を入れる際に行う必要があることとして、以下が挙げられます。
alt属性を入れる
Googleの検索エンジンはかなり賢くなっていますが、今のところ画像は何か認識できないようです。現在は前後の文脈で判断しているにとどまっています。
その代わりに、その画像は何か認識させるためalt属性というものがあります。これは簡単にいうと画像の説明です。
もし何か問題があって画像が表示されない場合でも、alt属性に入力しておけば何の画像か入力したものが表示されるようになります。
一般的には見出しのすぐ下に画像を入れて、見出しと同じ文言を入れれば良いでしょう。
上の画像の場合は見出しと同じ、「適度に画像や動画を入れこむ」とalt属性に入れています。
適切な画像サイズとファイル形式にする
画像を加工することは手間となるため、画像をそのまま入れている人も多いかと思います。
しかしそのまま入れると、適切な大きさではない場合がほとんどです。
画像はサイズが大きいため、必要最小限に抑える必要があります。
ブログによって異なりますが、このブログでは720×480を基本サイズとしています。
画像のサイズを変えるのは、多少手間がかかりますが、特別なスキルがなくても簡単にできるツールもWEB上でたくさん落ちています。
有名なツールでお手軽なのは、Jpeg miniというフリーソフトです。
https://freesoft-100.com/review/jpegmini.html
他にもいろいろあるので、「画像サイズ ツール」などで検索して、自分に合ったツールを探してみてください。
また、画像には拡張子が「jpg」「png」、「gif」などがあります。拡張子によってサイズもバラバラですが、一番サイズが小さく全てのブラウザで対応しているのは現時点(2019年10月)ではjpgです。できるだけjpgを使うようにしてください。
jpgが対応できないものとしては、背景を透明にすることです。その場合はサイズが大きくなってしまいますが、pngを使うようにしてください。
意味のあるファイル名にする
画像のファイル名は、写真やフリー素材のそのままの名前で変更しない人も多いかと思います。
ただ単にimg01,jpg、imag02.jpgのように意味のない数字の羅列を入れてはSEO効果がありません。
例えば「SEOに効果があるポイント」の画像だとしたら「seo-point.jpg」のようにキーワードを入れたファイル名にすれば、効果が見込まれます。
オリジナル画像を使う
画像はフリー素材や有料素材など、画像を使うことが多いと思います。しかし、自分の撮影したオリジナル画像の方がSEO的には優位とされています。
自分で撮影するのは大変ですが、もし撮影できる環境があればチャレンジしてみてください。
その際は、画像はそのまま使用せず、必ずサイズを小さくするようにしましょう。
重要な部分は太文字にする
本でも重要な箇所は太文字にしていますよね。
WEBでも同様に重要な箇所は太文字にすれば、ユーザーから重要な箇所と認知されます。
WEBの場合は特に、読み飛ばして太文字しか読まない人(私も含め)も多いです。
また、太文字はWEB用語で「strongタグ」と呼ばれGoogleから重要な箇所と認識されるためSEOにも効果があります。
ただし、多用しすぎると逆にペナルティを受ける可能性もあるので、本当に重要な箇所に限って使用するようにしましょう。
URLには関連する単語を入れる
まずはこのブログのURLをみてください。
https://aka-link.net/seo-writing-point
となっています。
これは、パーマリンクの設定で自由に名前がつけられるように変えています。
パーマリンクの設定のデフォルトでは、「/?p=123」など英数字の羅列になっています。
設定を「投稿名」に変更すれば、自由にURLを変更することができるようになります。
多少手間ですが、ブログごとにそのテーマに適したURLに変更すれば、Googleに認識されやすくなりSEOにも効果が現れます。
注意点としては、パーマリンクの設定を「投稿名」にするとテーマのタイトルがそのままURLに反映しますが、日本語として反映されてしまいます。
日本語のままだと記号に変換されるため、長いURLとなりSEOには逆効果になります。
かならず英数字を使った意味のあるURLへ変更するようにしましょう。
カテゴリーとタグをつける
カテゴリーとタグを入れることによって、構造化されGoogleから認識されやすくなります。
またユーザーから見ても、カテゴリーとタグを入れておくと一目でなんのブログか認識でき、検索もされやすくなります。
カテゴリーとは?
カテゴリーとは分類のことです。
例えば健康のブログがあるとします。
健康の中には、
「睡眠」「姿勢」「食」「運動」などがありますが、これがカテゴリーとなります。
さらに睡眠の中に「時間」「薬」「アプリ」などが小カテゴリーとなり階層化することができます。
1つのブログにつき基本的には1つのカテゴリーを設定します。
タグとは?
タグとはページの特徴を示す「キーワード」のことです。
タグを設定することによって、Googleはブログ間の関連が認識できるようになります。
またユーザーからは、タグ検索から興味のあるタグをクリックすれば、その記事を表示されるため読まれやすくなります。
一般的には1つのブログにつき、3から5つのタグを設定します。
また、カテゴリーと同じ言葉を使わないことが一般的です。
最後にまとめを入れる
ブログの最後にはまとめを入れると、よりSEO対策として効果的です。
最初とまとめだけ読む人も多いので、まとめを入れると最後まで読まれやすくなります。
Googleはスクロールがどれだけされているかによって、最後まで読まれているかも認識しています。
最後まで読まれるブログは評価を高く設定しているため、まとめを入れると大きな効果が見込まれます。
それではまとめは何を書いたら良いでしょうか?
ブログ全体の要約
箇条書きなどで、何点かポイントを書き、それだけ見れば全体像がわかるようにします。
まとめを見れば、本文も読みたくなるようにするのが理想的です。
著者の感想や意見
最後に著者の感想や意見を書けば、そのブログの独自性が高まります。
同じ様なテーマが書かれている中でオリジナリティを出すには有効です。
Googleは独自性を特に評価しているため、「なるほど」と思えることを書けばさらに効果が見込まれます。
SEOライティングのまとめ
いかがだったでしょうか?
初心者の方からすれば、かなり難易度が高いものもあったかもしれません。
最初はブログを書くだけでもかなりの時間を費やすため、これを最初から全部やろうとしたら挫折してしまいます。
最初は1つからでも良いので、少しずつ実践してみてください。
効果が現れれば、それがモチベーションとなって次のブログを書くのが楽しくなってきます。
楽しくなってくると、ちょっとしたことでもネタになると思うようになります。
常に生活の中でブログネタを探している状態、いわゆるブログ脳ですね。
今回は10つのポイントとして書きましたが、結局は読み手であるユーザーからどれだけ有益と思われるかに尽きます。
Googleの収益源は広告が主で、広告を見てもらうように少しでもユーザーが使いやすい様に日々バージョンアップしています。
そのため、ユーザーファースト、ユーザーが好む様に研究をしているので、「ユーザーに好かれる」=「Googleに好かれる」という方程式となるのです。
迷った場合は、ユーザーの気持ちになって、どのようにしたら良いか考えてみてください。
あなたが考えていることは、Googleが考えていることと同じだと思えば気持ちも楽になるでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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