あなたのWEBサイト(ホームページ)はどのくらいユーザーに見てもらっているかご存知でしょうか?
どのようなコンテンツ(内容)にしたら、ユーザーに興味を持ってもらい滞在時間が増えるか悩んでいる方も多いかと思います。
回答から言えば、ユーザーにとって有益な情報や興味のわく情報を掲載すればよいのです。そんなこといっても具体的にどのようなコンテンツ作ればよいの?という質問が多いため今回まとめてみました。
これまで何十ものサイトを作っている中で、何千ものサイトを見てきて研究していきました。その結果、ユーザーに興味を持ってもらいやすい10つのコンテンツアイデアをピックアップしました。
- FAQ(よくある質問)
- 〇〇辞典、用語集
- 実績、検証データ
- お客様の声
- 活用事例
- 開発秘話
- 社員・スタッフ紹介
- イベントレポート
- 〇〇クイズ、検定
- 業界ニュース記事
一般的によくあるコンテンツから、あまり見受けられないコンテンツまでピックアップしています。
ユーザーの興味を惹きつけるWEBサイトを作りたい方は、これを参考に追加してみてください。
目次
FAQ(よくある質問)
FAQは「Frequently Asked Questions」の略語で、「頻繁に尋ねられる質問」です。頻繁に尋ねられることなので、記載しておけば安心できるといった効果があります。また、SEO(検索エンジン最適化)対策としても一般的な悩み対する質問なので、引っかかりやすくなります。
例えば、睡眠コンサルタントのサイトのFAQに以下を掲載したとします。
Q.睡眠に最適なスマホアプリは何ですか?
A.おすすめのアプリは「〇〇快適スリーピング」です。当社ではこれらのアプリを使って良質な睡眠方法もご指導しています。
睡眠障害に悩んで、「睡眠 アプリ」で検索した場合は、このFAQが引っかかる可能性があります。
そのサイトの商品が気になるけど、これどうなの?というときにFAQに載せていれば、ユーザーから見れば安心もでき購入に繋がるかもしれません。
わざわざお問い合わせフォームから「質問して回答を待つ」といった時間や手間も削減できます。
これまで、ユーザーから問い合わせてきたこと、おそらく質問されるであろうといった想定も含めできるだけ掲載しておけば効果が見込まれます。
そもそも何か検索するということは何かしらの悩みがあるということです。FAQは悩みをまとめたサイトなので、ユーザーに必要なコンテンツが凝縮してあるといっても過言ではありません。わたしも気になった会社や商品はFAQをよく見るようにしています。こんな使い方もできるんだ!とわかって購入に至ることもよくあります。
FAQはこのように背中を押してくれるコンテンツにも利用できます。
〇〇辞典、用語集
FAQは自社の商品やサービスについての「よくある質問」を掲載しますが、〇〇辞典や用語集はその業界に役に立つ用語を集めたものです。
すなわち、専門的な用語を一般のユーザーでもわかりやすく解説した辞書をサイト内に作るということです。
あいうえお順、アルファベット順などで並べたり、キーワードで検索できるようにしたり、すぐに把握できるようにするUI(ユーザーインタフェース:ユーザーがPCとやり取りをする際の入力や表示方法などの仕組み)が重要です。
一般的に不明な用語があれば、離脱してしまいます。それを回避するためにも、設置しておけばユーザーにとっても親切です。
IT系のサービスを行っている自社の場合も、ITで使う用語集を掲載しておけば、ユーザーにとって価値のあるコンテンツとなります。
いづれ作ろうかと計画していますが、なかなか進んでいないのが現場です(汗)
実績、検証データ
その商品の実績や根拠である検証データを掲載すれば、説得力を増し信頼性が上がります。
「998社の導入実績と94.97%の顧客満足度を達成!」
と記載し、その導入実績の企業や満足度のアンケート結果などのエビデンスを掲載すれば、リアル感が増しイメージも付きやすくなります。
効果的な数字の使い方についてはこちらをご参照ください↓
https://aka-link.net/suji-5tech/
さらにグラフや表を用いて様々な検証データを入れて根拠を示せば、より信頼感が増します。
言葉でいくら自分でよいと言っても説得力に欠けてしまいます。
データとして客観的な事実を述べることで、ユーザーの不安要素を取り除くという効果が見込まれます。
よくある、ライバル商品とのデータ比較などもこの効果を狙っているわけです。
ただし、嘘や捏造は決してしないでください。
お客様の声、体験談
ユーザーからの信頼を獲得するには、第三者からの客観的目線からの意見が必要です。実績、検証データの際にも述べましたが、いくら自分で良い商品と言っても説得力がありません。
あなたの周りにもいるかもれませんが、自分のことを「すごい」といって自慢している人ほど、たいした人ではありません。
所詮は自画自賛となって逆に信頼性がなくなってしまいます。
逆に、たいしたことないと思っていた人が、第三者から「あの人はすごい人」と言われていたらどうでしょう?
見る目が変わってしまうと思います。
コンテンツにもお客さまの声や体験談を入れれば、自分では言えないことを代弁してもらえます。その商品を使っていた人が口を揃えて、「〇〇だから効果がある」と言っていたら興味を惹かれるのではないでしょうか。
FAQと同様、背中を押してくれる強力なコンテンツとなります。同じような悩みの人が解決したと書いてあると、自分も購入後の未来をイメージできるからです。実体験を事細かに書いてあると、それを見たユーザーは頭の中で自然と購入後の未来を想像してくれます。そして購入に至るわけです。
こちらも、サクラを用意して言わせるようなことをしないで、お客様の率直な意見を掲載するようにしてください。
活用事例
その商品やサービスをどのように活用するのか、事例を用いて紹介することも効果的です。よく通販番組でも、「このような使い方ができます」など、さまざまな事例を紹介していると思います。
例えば、ネットワークでつなげられるカメラを販売したとします。
このカメラを使うとお孫さんにすぐに写真を送ることができて、毎日写真を撮るのが楽しくなります。カメラがあればお孫さんと離れていてもいつでも連絡がとれるようになりますよ!
といった具合です。
あなたも商品に興味があっても活用する場面がイメージできないことも多いかもしれません。しかしこのような事例を多数紹介することによって、頭の中のイメージを勝手に膨らませて、購入後の未来を想像してもらいことができます。他のコンテンツも同様ですが、いかに「イメージをしてもらう」かが重要です。
開発秘話
消費者の心理は、商品そのものより、作られるまでの過程に移り変わっています。
似たような商品でも、作られる過程によって価値を高めることができます。
有名な話をひとつ挙げてみます。
落ちないリンゴという商品はご存知でしょうか?
りんごの名産地である青森で、台風が発生してほとんどのリンゴが落ちてしまいました。落ちたリンゴは商品にはなりません。しかし稀に落ちないリンゴがあり、それを商品にしようと考えた人がいました。普通に売るのではなく、全国の神社で受験生の縁起物として「落ちないリンゴ」として販売したところ高額にもかかわらず飛ぶように売れたそうです。
ただ開発の成功例を挙げるのはなく、失敗してどん底から這い上がることをストーリーとして語れば、共感を持たれ商品の価値が上がります。
落ちないリンゴも、このようなストーリーがあったからこそ大ヒット商品となったのです。
どんな商品でも、失敗の一つや二つはあるはずです。それをどのようにして乗り越えたのかをストーリー・開発秘話として掲載すれば、共感を持たれ興味を持ってもらえる可能性があります。
社員・スタッフ紹介
多くの企業は社長か役員のあいさつや紹介を掲載しています。
それは、会社の顔である、代表者の人となりを見て会社のイメージを把握してもらうためです。
しかし掲載していないサイトも多く見受けられます。
特に掲載したほうがよいのは、ユーザーに近いところで業務を行う業種です。
例えば接客業である、美容師、整体師、病院、飲食業などは、顔が見えるだけで安心感が得られます。
スーパーでも顔を出している野菜が売られています。
その野菜に「この人が生産者です」と知らないおじさんやおばさんの顔を出ているだけで、単価が上がると言われています。
それは顔が出ているだけでブランディングとなり、ユーザーは安心できるからです。
例えば飲食業のWEBサイトに、料理人の経歴や味や食材へのこだわり、味付けのコツ、など掲載していたらどうでしょうか?誰が作っているかわからないより、安心感が得られると思います。
このように、できるだけ社員紹介・スタッフ紹介を載せた方がユーザーから安心、信頼感を得ることができます。
イベントレポート
商品やサービスに少しでも興味ある人は、体験・体感してみたくなります。
その商品に関するイベントを実際に体験できるイベントを開催して、その様子を掲載すれば興味のある人にみてもらいやすくなります。それを見たユーザーは、すぐに購入しなくても次のイベントに参加してみようと思う可能性も高くなります
そのイベントが楽しそうな雰囲気に掲載すれば、より信頼度が増し興味をもたれるようになります。
イベントに参加すればどれぐらい楽しい空間を味わえるのか?その後も継続的にコミュニケーションが取れるのか?と想像できるようなワクワク感が大切です。
定期的にイベントを行って、それを掲載していけば、常に新規顧客を獲得する近道となります。
〇〇クイズ、検定
集客コンテンツとしてかなり有効なのは、〇〇クイズや〇〇検定といった遊び心を醸成するツールとなります。
集客ツールについては、こちらの記事にも記載しています。
https://aka-link.net/6kata-kumiawase/
〇〇占いや〇〇診断など一度はやったことあるかもれません。
このようなツールは、SNSで拡散しくなるような心理的要素が組み込まれています。
それではあなたのコンテンツには、何を掲載すればよいでしょうか?
あなたの商品に関連した専門性のあるものを掲載すればよいでしょう。
例えば、睡眠コンサルタントだとすると「睡眠力検定」、猫背矯正整骨院だとすると「猫背姿勢検定」などです。
ご参考までに、以下は食育総研の「食育イノベーター検定」です。
食育イノベーター検定
https://www.shokuikubz.com/innovator/
出典:食育総研
面白いと思って遊んでもらえるだけでなく、専門性のあるサイトとして認知されるようになります。
業界ニュース記事
その業界のニュースや最新情報を集めた記事を掲載すれば、業界に興味がある人に見てもらいやすくなります。そのサイトを見れば常に最新の情報があると認知されれば、リピーターも増えてきます。
業界ニュース記事を掲載するコツとしては、あまり幅広く掲載しないことです。
例えば料理研究家だったら料理全般の記事を集めると、かなりの時間がかかる上に、ライバルも多くなってしまいます。
できるだけ絞って、あなたのサイトしかないようなニッチな記事を載せればコアなファンも増えてきます。
例としては、このような「プラントベース フード」というニッチなニュース記事に絞ったコンテンツです。
このようなサイトはここしか存在しないので、プラントベースフードに興味がある人に日々訪問してもらえるようになります。
プラントベース フードニュース
https://plant-origin.org/plantbasefood-news/
出典:一般社団法人植物性料理研究家協会
まとめ
以上10つのコンテンツについてご紹介しました。これらを掲載することによって滞在時間が増えユーザーの興味を惹きつけることにつながります。
1点注意事項があります。
あたりまえのことですが、訪問してもらったユーザーに楽しいと思われるようなコンテンツにする必要があります。
作ったからと言って、面白くなかったり、無駄に文章が長くなったりして逆効果にならないようにしてください。そのためには、第三者からの意見を客観的に取り入れることが重要となります。
最後に、ビルゲイツ が言った有名な名言をご紹介します。
Content is King(コンテンツは王様だ!!)
WEBサイトだけでなく、テレビでも新聞でも雑誌でもコンテンツ次第で、人々の興味が左右されます。
コンテンツは時代や環境にも変化していくので、常に見直すことも必要です。定期的にチェックして、ユーザーの興味を惹きつけるようなコンテンツを作り上げましょう!
コンテンツに興味がある方は、こちらまでご相談ください↓
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