「データポータル」とは、様々なデータを活用してレポートを作成できるGoogleが提供する無料のツールです。
BI(ビジネス・インテリジェンス)ツールとも呼ばれ、GoogleアナリティクスやSearch Console(サーチコンソール)など様々なツールと連携し、データを一元化し、グラフなどを作成することができます。
数字だけのデータでは、わかりにくいのですが、それが可視化できるとても便利なツールです。
これまで、データを集め、エクセルなどでの集計を手動で行ったものでも、自動でデータを収集できレポートを作成することができます。
目次
「データポータル」が必要なワケ
大企業では当たり前になっている、データ活用ですが、今後は中小企業も必須になってきます。
なぜならば、ものが売れにくい時代となり今現在、自社がどのような状況にあるかを正しく把握する必要性があります。
何が誰にどのような経路で売れて、を分析して最適なルートを模索しつづける姿勢が必要不可欠です。
例えばコンビニは、店舗の場所、商品の仕入れ、配置、トレンドなどを全てデータ分析を行い、無駄なことを全て排除しているため伸び続けています。
それはどんな小さな企業でも同様で、企業が生き残るためには、データ活用は必須となってきます。
ところがこちらの記事では、必要性すら感じていない企業が30%もありという統計結果が出ているようです。
データ活用の必要性を感じるが組織や担当の未設置は39%、必要性すら感じていない企業が30%
今後、中小企業を活性化させるには、データ活用が大きな鍵となることは間違いありません。
DXを推進するにはデータ活用が必須
DXはデジタルトランスフォーメーションの略称です。簡単に言うと、「デジタルを活用してビジネスを変革させ会社を儲けさせる仕組みを作ること」です。デジタルといっているのですが、実は「デジタルとデータを活用して…」が重要です。デジタルをするだけでは、ビジネス変革は難しく単なるIT化にとどまってしまいます。
DXだ!といってやっていることは、「単なるIT化ツールを導入して効率化しているだけ」が多くみられます。データを見て「顧客に何が求められているか?」をしっかりと分析すること。それによって、顧客満足度を上げるためにビジネス変革ができ、結果顧客が増え、リピーターも増え、会社が儲け続けられるようになります。
このようにDXを推進するにはデータ活用が必須です。高度な分析ツールはありますが、まずは無料のGoogleデータポータルで、データ活用を体験してみましょう。
「データポータル」の便利な機能
それでは、データポータルでは何ができるのでしょうか?
510以上のデータコネクタ
引用元:Data Potrtal Connect to Data https://datastudio.google.com/data
データコネクタは文字通りデータポータルのレポートを元のデータと結びつけるパイプの役割を果たします。アナリティクス、Google広告、スプレッドシート、YouTubeなど、2019年時点で160以上と連携することができました。現在2022年2月時点では510以上と増加しています。
データの変換
元データでだけではわかりにくい数値の羅列を高度な計算を行い、意味がわかる数値に変換します。
そしてチャートやグラフも表すことができます。
データの視覚化
レポートやダッシュボードのあらゆる側面をカスタマイズして、独自のデザインのレポートを作成することができます。例えば、ロゴやアイコンの追加、背景、線、テキストなどの色の変更、フォントや線のスタイルなど、視覚化して魅力的に魅せることが可能です。
共有と共同作業
個人で作成するのではなく、チーム内で共有して共同編集することで、メンバー内で連携を取りながら進めることができます。
また、リアルタイムで編集も可能なので、連携のスピードも高めることができます。
ユーザビリティ
管理画面も見やすく使いやすいため、操作を覚えれば簡単にレポートを作成することが可能です。
また、レポートテンプレートのライブラリという機能を使えば、わずか数分でレポートを作成できます。
データポータルのデメリット
データポータルは無料で簡単に使えるツールとしてメリットが多いことがわかったと思います。
それではデメリットはあるのでしょうか?デメリットをあげると以下となります。
多少のITスキルが必要
簡単に使えると言っても、機能の多さもあり、多少のITスキルがないとなかなか進まないかもしれません。
運用担当者がいない
ITやWEB担当者がいる企業の場合は、その担当者にお任せすれば問題ありません。いない場合は誰がやるか?覚えるのも運用していくのも時間がかかるため、担当者をアサインする必要があります。
そもそも何を出力したら良いかわからない
マーケティングの知識がないと、そもそも何を出力して良いか?検討もつかないかもしれません。
業務に対して課題を見つけ、解決するためのツールとして運用していく必要があります。そのため必要なレポートを作り、PDCAを回しながら解決していかなければなりません。
データポータルのまとめ
中小企業でもDX化は必須となっています。データ活用をするための第一歩として、データポータルを利用してみてはいかがでしょうか?
逆にデータ活用ができない企業は衰退していく時代となってきます。しかしまだ実践できている企業は少ないので、遅くはありません。
ライバルといち早く差をつけるために、早めに導入を検討してみてはいかがでしょうか?
当社はデータポータルの運用を一括で請け負います!まずは無料相談からご連絡ください。
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