普通に暮らしていくうえで、パソコンのキーボードを打たない日はあまりないかもしれません。そのような状況なので、皆さんできるだけ素早く作業したいですよね。
例えば、コピー&ペーストなどは、マウスの操作で「右クリックからメニューを選びコピー、そしてまた右クリックしてペーストを選ぶ…」なんてことやっていると、とても煩わしいです。
キーボードのショートカットさえ知っていれば、[Ctrl]+[C]でコピー、[Ctrl]+[V]でペーストといった、2動作のみで完了することができます。
これ以外にも、ショートカットキーは、様々な動作を行うことができますので、活用しないのはもったいないです。
今までマウス操作やメニューから選択していたものでも、覚えておけばキーボードのみで完結できるようになります。いちいちキーボードから手を離してマウスをとる動作は、かなり生産性が低くなります。
以前、「ブラウザChromeを使えば作業効率化ができる」とブログにも書きましたが、ショートカットキーを覚えればさらに効率化が見込まれます。
今回は、ChromeだけでなくWindows Edgeでも同じショートカットキーが使用できるので、Edgeユーザーの方もご参考ください。
※キーボードの配列はPCによって多少異なっているのでご承知おきください。
目次
基本のウィンドウとタブ操作
まずは基本のウィンドウとタブの操作について解説します。
ウィンドウとは画面のことで、タブは画面の中に複数開くことができます。
今見ているページ以外に、他のページを見たい場合にタブを開きます。
新しいウィンドウを開く
最初にウィンドウを見たい時は[Ctrl]+[N]で、開くことができます。
また、画面を見比べたい時など、タブの場合は両方見ることはできません。そのような時は別のウィンドウを立ち上げる必要があります
新しいタブを開く
タブの右にある「+」をマウスでクリックすれば、新しいタブを開くことができます。マウスで操作しなくても、キーボードのショートカットキーで[Ctrl]+[T]でも行うことができます。
タブを閉じる
不要になったタブを閉じるには、タブの右側にある「×」で閉じることができますが、ショートカットキーでは、[Ctrl]+[W]で行うことができます。間違って押してしまうと、ページが閉じてしまうので、注意が必要です。
閉じたタブを復活する
上記のように間違って閉じてしまった場合は右上の「⋮」から履歴→最近閉じたタブで再度開くことができますが、[Ctrl]+[Shift]+[T]のショートカットも用意されています。
結構間違って閉じてしまうことが多いので、これは使えるショートカットキーだと個人的には思っています。
ウィンドウを閉じる
こちらはウィンドウを閉じる方法です。ウィンドウの「×」で閉じることができますが、[Alt]+[F4]のショートカットキーで閉じることができます。
別のタブに切り替える
タブを切り替える場合は、そのタブをクリックすればよいのですが、ショートカットキーでは[Ctrl]+[Tab]で右のタブに切り替えることができます。
左のタブに切り替える場合は、[Ctrl]+[Tab]+[Shift]で切り替えることができます。]
指定したタブに切り替える
左から何番目のタブに切り替えたい場合は、[Ctrl]+[1]〜[8]の番号を指定して切り替えることができます。ただし、8番目までしか指定できず、[Ctrl]+[9]の場合は一番右のタブに切り替わります。
大量にタブを開けている場合は注意です。しかしそもそも何番目か数えるより、マウスでクリックしたほうが早いですよね。
シークレットウィンドウを開く
シークレットモードは閲覧履歴などを残さずに検索したい場合に使います。[Ctrl]+[Shift]+[N]のショートカットキーで開くことができます。
ページ操作を素早く行う技
ページを表示したあとも、マウス操作なしで行えれば、作業効率が向上します。
前後のページを素早く表示
皆さんも「戻る」ボタン、「進む」ボタンはよく使うと思います。
ブラウザの一番上にマウスを持っていかなくても、[Alt]+[←]で「戻る」、[Alt]+[→]で「進む」ことができます。
ホームページに一発で戻る
設定したホームページに戻りたい場合は、[Alt]+[Fn]+[←]で戻ることができます。
ホームページとは、新しいタブやウィンドウを開いた時に、一番最初に表示されるページのことです。私の場合はGoogle検索(https://www.google.com/)にしています。(結構多いと思います。)
ページの最上部、最下部へ一瞬で移動
ページの一番上に戻りたい場合や、ページの一番下のまとめだけ見たい場合ってありますよね?そのような場合は、最上部へは[Fn]+[←]、最下部へは[Fn]+[→]のショートカットキーで一瞬で移動することができます。
いちいちマウスでスクロールしていくのは時間がかかるので、時短にはかなりの効果が見込まれます。
リンクやボタンを次々に移動する
リンクが貼ってある箇所やボタンを移動できる便利なキーがあります。[tab]を押すたびに次々と移動でき、戻る時は[Shift]+[tab]で行います。
ページを再読み込みする
[F5]は、ネットワーク環境が悪いなど、なかなか読み込まない時によく使う機能です。また、開きっぱなしにしているページも最新情報に更新されます。
ただし、キャッシュに溜まって更新されないこともあります。キャッシュとは簡単に言うと、パソコンに保存されているページの情報のことです。これを無視して、ページを再読み込みするのは[Ctrl]+[F5]で行うことができます。
[F5]を押しても画面が変わらない場合は、[Ctrl]+[F5]を押してみてください。
ページの読み込みを停止する
ネットワーク環境や重いサイトなどにより、なかなかページを読み込まない場合があります。[ESC]は、読み込みを停止して読み込み途中のページを参照することができます。
その後、[F5]のページで再読み込みすれば、表示される場合もあるので、あまりにも表示が遅い場合は一度中断してみるものよいでしょう。
ページの表示を拡大・縮小する
ページの文字が小さくて読みづらい場合は[Ctrl]+[+]で拡大表示ができます。
※[+]はシフトを押す必要があります。
逆に大きくて見にくい場合は[Ctrl]+[-]で縮小表示となります。
拡大・縮小した倍率を元に戻す場合は、[Ctrl]+[0]で元の表示に戻すことができます。
たまに別のPCを使う際など、文字の大きさに違和感がある場合は、こちらで表示を切り替えてみてください。
かゆいところに手が届くショートカットキー3選
その他、使えばとても便利なショートカットキーを3つご紹介します。
WEBページを印刷する
こちらは有名なショートカットキーで、[Ctrl]+[P]で表示されているWEBページを印刷できます。Pは「Print」を意味していますが、このキーは印刷だけでなくPDFで保存もできます。
表示しているWEBページを保存する
インターネット環境がない状況でも、[Ctrl]+[S]を使えばhtml形式で保存され、オフラインで参照することができます。打ち合わせの前など、万が一ネット環境が無い場合に備えて、事前に保存しておけば慌てる必要がなくなります。
アドレスバーへ移動してそのまま検索
ページを閲覧していてから、別のページを検索したい場合などに[Alt]+[D]を使えば、アドレスバーに移動することができます。移動してからそのまま検索ワードやURLを入れれば、別のページを読み込むことが一瞬でできます。
まとめ
ショートカットキーを覚えれば、作業効率が倍増するのは実感できましたでしょうか?
もしピンとこない場合は、1つでも覚えてやってみると相当楽になるのが実感できます。
実際はほとんど使わないキーもあるかもしれません。まずはよく使うキーのみ覚えてやってみるとよいでしょう。
私のオススメのショートカットキーとしては、3つだけ選ぶとしたら以下となります。
- 閉じたタブを復活する([Ctrl]+[Shift]+[T])
- ページの最上部、最下部へ一瞬で移動(最上部へは[Fn]+[←]、最下部へは[Fn]+[→])
- ページを再読み込みする([F5]または[Ctrl]+[F5])
どれがよく使うかわからない場合は、まずはこれを覚えておきましょう。
キーボードを叩く時間が1日数時間あっても、慣れてくれば倍増も夢ではありません。
最後に
ジョンソン・エンド・ジョンソンの元社長の松本晃氏の名言をご紹介します。
(働き方改革で)大事なのは仕事の効率を上げて、会社を強くすること。時短は結果の一つにすぎない。
ショートカットキーを活用することは、仕事の効率化ができ会社が強くなることの手段であり、その結果として時短にもなるということですね。
仕事の効率化できて会社が強くする方法を、これからもご紹介していきたいと思います。
仕事効率化についてご興味あれば、お気軽にご連絡ください。
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