WEBサイト(ホームページ)には、いくつかの型があります。
あなたが普段検索して参照しているWEBサイトのほとんどが、この型のどれかにはあてはまります。
その型には、それぞれの特徴があって、目的や利用用途によって異なります。
6つの型とは
- コーポレート型
- ブログ型
- ネットショップ型
- ツール型
- ポータルサイト型
- ランディングページ型
これらの型は単体で使うこともできるのですが、お互いのメリットを生かして組み合わせれば相乗効果が見込まれます。
今回は6つの型とそれらのメリットを生かして売り上げアップさせる、サイトの組み合わせ方法について解説します。
あなたが、もしご自身のWEBサイトをお持ちでしたら、この記事を参考にしてみてください。
目次
WEBサイトの型①コーポレート型
あなたの会社のWEBサイトはほとんどが、このコーポレート型だと思います。
コーポレート型とは、いわゆる会社のホームページというものです。会社の紹介、サービスなどが記載されています。
ホームページは会社の「名刺がわり」、「顔」などといわれており、今ではなくてはならないものになっています。
その主なコンテンツ(内容)としては以下が挙がられます。
- お知らせ(インフォメーション)
- 商品・サービス案内
- 会社案内
- 理念
- 代表挨拶
- 採用情報
- お客様の声、導入実績
- 良くある質問(FAQ)
- お問い合わせ
このように会社やサービスのことを知ってもらうための、情報提供や知名度向上などが目的となります。
WEBサイトの型②ブログ型
ブログというと単なる日記を思い浮かべる方もいるかもしれません。そのようなブログもありますが、読まれるブログは「誰かが悩んで検索した時に、解決してもらえるコンテンツ」です。
検索してもらえるようにキーワードを入れたり、感情に働きかけたりして新しい記事を追加していくことにより、アクセスを増やすことができます。
アクセスを増やしていくための記事の書き方についてはこちらに解説しています。
ブログは常に新しい記事を更新したり、古い記事はリライトしたり運用していく必要があります。
さらに効果的なのは、FacebookやTwitterと連携させてブログへ誘導させることです。検索エンジンと併行してSNSからの流入を増やしていけばアクセスが上がっています。
ひとつの記事を、SNSなどの様々な媒体で使い回すことを、「ワンソースマルチユース」といいます。
それについてはこちらの記事に解説しています。
ブログを運用していけば、アクセスが上がるとともに、専門性をアピールできブランディングにも効果が見込まれます。
しかし、更新をしないで放置していると「この人は活動していないのではないか?」など逆に信憑性がなくなってしまいます。
ブログ型サイトは、運用が大変なことがデメリットとなります。
実際私がブログを書くときは8時間から10時間ぐらいかかっています。(汗)
WEBサイトの型③ネットショップ型
あなたはインターネットで買い物をしたことを一度はあると思います。
ネットショップはEC(electronic commerce 電子商取引)とも呼ばれ、インターネット上でモノやサービスを売買することサイトのことです。
代表的なのは、Amazonや楽天市場などが挙げられます。
特徴はカート機能がついていて、決済(カード、銀行振り込み。、コンビニ振り込みなど)までできるところです。
大手以外でも、多くのネットショップがあります。
自作でもASP(アプリケーション サービス プロバイダー)のサービスを使えば自分で構築することが可能です。
ネットショップのASPで有名なのは、
- BASE
- STORES.jp
- カラーミーショップ
- Shopify
- ECforce
などがあります。
利用する際の価格は、そのASPによって異なりますが、初期費用や決済手数料を支払えば簡単に使うことができます。
WEBサイトの型④ツール型
ツール型は、すぐに思い浮かばないかもしれません。
しかし、あなたも一度は使ったことがあるのではないでしょうか。
何か作業を行う際に、簡単に実現できるWEBサイト型のツールとなります。
例えば、ブログで使うキーワードを見つけたいと思った際に有名なツールとしては以下が挙げられます。
ラッコキーワード
https://related-keywords.com/
Googleトレンド
https://trends.google.co.jp/trends/?geo=JP
Goodkeyword
https://goodkeyword.net/
ブログの文字数をカウントする際は以下です。
文字数カウント
http://www1.odn.ne.jp/megukuma/count.htm
以下は、タイトル付けに困ったら参考になります。
キャッチコピー自動作成マシン「コピーメカ」
http://www.copymecha.com/
自分で行うことができない作業や時間がかかる作業には、こういったツール型のサイトを利用すれば解決できます。
何か困ったことがあれば、
「〇〇 ツール」と検索すれば、様々なツール型サイトがでてきます。
ツール型はアイデア次第です。
もしあなたが、ツール型を作ろうとしたら、一番簡単な方法は検定試験や診断を作ることです。
例えばあなたが、昆虫食専門家だとします。
昆虫食検定を作って、昆虫食のノウハウを試験に出し、80点以上は合格などとすれば、昆虫食好きの人が集まってきます。
また、昆虫食診断を作るという方法があります。、
「好きな色は?」「あなたの趣味は?」「好きな食べ物は?」などいくつか回答してもらいます。
結果あなたは、「コオロギ食が向いています」「あなたはバッタ食を毎朝食べるべきです」などと診断結果を出せば、面白いかもしれません。
このようなツール型サイトは、面白さや便利さが大きければ大きいほどアクセスが集まり、他の人にも口コミなどで拡散されるようになります。
WEBサイトの型⑤ポータルサイト型
出典:ドローンポータルサイト「ドローンナレッジ」https://dk.aka-link.net/
ポータルサイト型の「ポータル」には「玄関」や「入口」という意味があります。
インターネット上にあるさまざまなページの入口となる情報を集めたサイトがポータルサイトと呼ばれています。
Yahoo!は誰もが知っていますよね?ニュースや天気やテレビ番組表、占い、株価など生活に役立つ情報を集めています。
生活情報という大きな範囲で作られたものではなく、専門性を出して絞っているものもあります。
他のサイトからの記事をまとめて載せればその分野の専門サイトとなります。ただし必要に応じて掲載許可が必要です。
ぐるなびや食べログなども飲食店に限定したポータルサイトです。
さらにラーメンだけに絞ったポータルサイトには、ラーメンデータベースというものがあります。
ポータルサイトの特徴はそこのサイトを見れば、たいていの情報が得られるところにあります。
例えば、
「新橋に行くから美味しいラーメン屋を探したい」とします。
私の場合は、ラーメンデータベースに載っているラーメン店から新橋で美味しそうなところ選んで決めることがほとんどです。
ニッチな分野でポータルサイトを作れば、専門性が認知されやすくなります。そのニッチな分野でNo.1のサイトとして認知されれば、アクセスアップが見込まれます。
WEBサイトの型⑥ランディングページ(LP)型
最後にライディングページ(LP)型です。
このサイトのブログでも何度か説明していますが、ランディングページとは着地(Land)するという言葉からきています。LPと訳されていて、1ページ縦長のページでなんらかの商品を制約させることが目的で利用されています。
1ページで商品を目についたところから、制約してもらうために、ライティングスキルが重要です。主なコンテンツとしては以下が挙げられます。
- 心を掴むキャッチコピー
- 得られるゴールと未来
- 信頼できる証拠と共感
- これまでの実績
- 商品のストーリー
- クロージング
- 買うべき理由
1ページの中にこれだけ詰め込んでいるため、必然的に縦に長いページとなってしまいます。
LPは、単独で訪問されることが少なく、広告やメルマガなどから誘導されることが多いです。
訪問者数やクリック数などの統計を分析して、色やボタン、文言を少しずつ変えていき(ABテスト)成約率を上げていく取り組みが有効となります。
WEBサイトを売上アップさせる組み合わせとは?
これまで説明した6つの型はそれぞれ役割が違います。
その中で大きく分けると大きくは集客サイトと成約サイトに分かれます。
集客サイト
集客サイトとは、検索エンジンなどからアクセスを集めるサイトです。
人間でいうところの営業マンにあたります。
営業マンの中にも、スーパー営業マンやダメ営業マンがいるように、集客サイトでも同じことが言えます。
集客サイトもしっかり計画して、誰向けに発信するか?のペルソナ(理想の顧客)を決めて、訪問者が満足するサイトを作成する必要があります。ペルソナが何に悩んでいるか?どんなことを求めているか?を解決するためのサイトを構築すればアクセスアップが見込まれます。
集客サイトは文字通り集客するためのサイトなので、できるだけ訪問者を集めて、成約サイトへ誘導する必要があります。
6つの型の内、以下の3つの型が集客サイトとなります。
- ブログ型
- ツール型
- ポータルサイト型
成約サイト
成約サイトとは集客サイトからアクセスを集め、最終的に成約してもらうサイトとなります。
成約とは、問い合せや購入、メルマガ登録などそのサイトの最終目的のことです。
成約サイトの訪問者はそこの商品やサービスに興味を持ってもらい、成約に至ります。
6つの型の内、以下の3つの型が成約サイトとなります。
- コーポレート型
- ネットショップ型
- ランディングページ型
集客サイト→成約サイトへ流すためにそれぞれの特徴を生かして組み合わせることで、相乗効果が見込まれます。
各サイトの組み合わせ例
成約サイト単独では、アクセスを集めるのは難しいです。その対策としては費用をかける場合は広告となりますが、費用をかけずにアクセスを集めるには集客サイトが必要です。
例えば、あなたが婚活コンサルタントとします。
そのためには、コーポレート型サイトを構築することが必要です。
コーポレート型サイト単独だけでは、広告を掛けなければアクセスは上がることはほとんどありません。
費用をかけずに集客する対策としては、以下のような集客サイトを作る必要があります。
- ブログ型→婚活の事例やノウハウをブログで発信する
- ツール型→相性診断やモテ度検定などのツールをコーポレートサイトに設置する
- ポータルサイト型→婚活に関する「まとめ記事」を作成する。
ここにあるポートレート型の「まとめ記事」とは以下のようなコンテンツです。
- 婚活イベント
- 婚活ニュース
- 婚活テクニック
- 婚活Q&A
- 成功者の声
婚活コンサルタントを例に出していますが、組み合わせ次第でどんな商品やサービスにでも応用できます。
一般的には、コーポレート型×ブログ型を行っているサイトも多いですが、他にも組み合わせることが可能です。
まとめ
サイトには6つの方があります。その中で集客サイトと成約サイトにわかれます。それぞれのサイトには特徴があり、その強みを生かせば相乗効果を得ることができます。
単独でコーポレート型サイトだけネットショップ型サイトだけを作ってもなかなかアクセスは集まりません。
アイデア次第でうまく組み合わせれば、検索や口コミからアクセスアップが見込まれます。
最後に、かの有名な「7つの習慣」の著者スティーブン・R・コヴィー氏の名言をご紹介します。
相乗効果とは、互いの相違点に価値を置き、それを尊重し、互いの強みを伸ばし、弱さを補完することである。
サイトの型も、それぞれ強み、弱みがあります。それを補完しながら強みを伸ばしてアクセスを上げから売上アップを目指しましょう!
どの組み合わせが最適か?わからない場合は他のサイトをリサーチしてみてください。それでも不明な場合は、まずはやってみること。そしてデータを見てダメならやめるなどデータを集めて改善していくこと。それを繰り返すことよって、より良いコンテンツ作りができるようになります。
あなたもこの記事を見て使えそうな組み合わせがあれば、是非作ってみてください。
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