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WEB上で顧客に必要な情報、届けられていますか?
あなたの会社は、HPやSNSでお客様が求める情報を定期的に情報発信していますか?また、競合他社で定期的に発信している会社はありますか?
もし情報発信していない場合は、すぐにでもweb上での情報発信をしなければ、その競合他社との差は開くばかりかもしれません。
そういったweb上で発信されるお客様にとって有益な情報のことをwebコンテンツと言いますが、今回はなぜwebコンテンツが重要なのかをご説明します。
また、「重要なことはわかったけどじゃあどうやって作るの?」と疑問に思う方のために作り方のポイントをまとめました。
WEBコンテンツが求められるようになった背景
誰もが当たり前のようにスマホを持てる時代になり、何かを購入する前に、その商品が本当に買って良いものなのか、自分にとって必要なものなのかを判断するためにまず調べる消費者が大半です。
購入前は気に入って買ったものの、思ったより良い商品ではなかった場合、お金をドブに捨てるようなものなのでムリはありません。そういった消費者の不安を解決するために、web上のコンテンツは非常に重要です。
Webサイトで使われているコンテンツとは、「情報の内容」を表します。近年「情報の内容」は重要視されていて、Google検索などからも優遇されています。
ネットが普及する前は、自分が買おうと思っている商品を実際に購入したことがある知人に聞いたり、テレビCMや広告などで判断していたかもしれませんが、今は検索すれば自分と同じ悩みを持った人が発信している情報をすぐに手に入れることができます。
そのため、商品を販売する企業側としてもお客様がほしい情報を提供できないと、これまで築き上げてきた信頼性がよほど高くなければ選ばれることはないでしょう。
今や、webコンテンツの良し悪しがそのまま企業の売上に直結すると言っても過言ではありません。
良いコンテンツとは、自分の悩みを解決してくれると思わせるコンテンツ
では、どんなコンテンツが良いコンテンツと言えるのでしょう?それは、お客様の悩みを解決してくれるコンテンツです。人が商品やサービスを購入する時、ほぼ間違いなく何かしらの悩みや疑問、不安や要望を抱えています。
例えば、旅行会社のサイトで海外ツアーを申し込もうと思ったら、「最近疲れているから気の休まるところに行きたいな」とか、「記念になるおみやげを買える場所がいいな」とか、「今の時期この国はどんなイベントがやっているんだろう?」といった具合です。
こういった悩みに対する回答が用意されていないと、ユーザーは「ここの会社のサイトはあんまり自分がほしい情報がないな。他のサイトで探してみよう。」というように、他社に流れてしまう可能性があります。逆にお客様のニーズにマッチしたコンテンツを定期的に配信することで、その会社で購入したいと思えるよう動機付けすることができます。
Googleアルゴリズムは、「検索したキーワードにマッチする、悩みを解決するWEBコンテンツ」が検索上位に表示される仕様となってます。
以上の理由から、自社のHPやブログ記事などで充実したコンテンツを持つことは、販売戦略上非常に重要なのです。
最優先で考えるべきは、ターゲット
それでは、コンテンツはそもそもどのように作ればいいのでしょうか?それを考えるためには、まずは自社のターゲットを明確にすることをオススメします。
理想のお客様像をイメージしても良いですが、それ以上にこれまでどのようなお客様がどのような目的で自社の商品あるいはサービスを購入してくれたのか、また、営業マンのどんなトークが購入のきっかけになったのかなど、実績ベースで考えると理想と乖離していない現実的なターゲット設定ができます。
そしてそのターゲットが購入に至るまでにどんなところに悩みや問題を感じ、なぜ他社ではなく自社の商品を購入したのかを分析しましょう。その回答がそのままコンテンツになります。
先ほどの旅行サイトの例で言うと、「広大な自然のあるフィンランドで、日々の疲れた身体をリフレッシュ!」「友達に自慢できる!珍しいおみやげが買える国10選」「ハワイは何月に行くのが一番楽しめる?年間イベントカレンダー」といったコンテンツが考えられます。
もしくは、それ以前に海外旅行自体に不安を抱えている層もいるかもしれないので、「海外旅行に行く前に気を付けておきたい10のこと」や「英語が話せない人でも安心!アメリカで使える日常会話をマスター!」といったコンテンツで不安を解消するのも良いでしょう。
どのチャネルでどんなコンテンツを発信するのか?
コンテンツを作成することができたら、それをどのチャネル(媒体)で発信するのかも重要です。FacebookやTwitterといったSNS上で投稿する場合は、ユーザーは商品を購入するというよりも役に立つ情報を幅広く収集している傾向が強いので、商品を強くオススメするコンテンツは営業をかけられているように感じてしまい、かえって離れてしまう可能性があります。
一方で、自社のHPにたどり着いているユーザーは比較的購入のモチベーションの高いお客様である可能性が高いので、商品比較や購入後のフォローなどのコンテンツを用意すると購入の後押しができるでしょう。
このように、チャネルによってユーザーの見込みのレベルが異なるので、伝えたい内容に合ったチャネルを選んで発信することも大切です。
まずは、ユーザーに向けて良いコンテンツを充実させることに力を入れてみてください。
ある程度コンテンツの量が蓄積され、どのチャネルでどんなコンテンツを発信するのか組み合わせの全体設計ができたらDX化を視野に入れてみてください。
例えば、DX化によく使われるMA(マーケティングオートメーション)ツールというITツールがあります。マーケティングを自動化するITツールです。それを使いこなせれば、成約率が高い見込み客のみ配信可能となりため、配信の手間を大幅に削減できるます。
ただし使いこなすには、かなりのコンテンツの量とITスキルも必要となります。時期が来たら検討してみるのも良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?今回の内容をまとめると以下のようになります。
・webコンテンツの良し悪しは企業の売上を左右するほど重要なものになっている
・良いコンテンツとは、お客様の悩みを解決してくれるコンテンツ
・コンテンツを作る前にこれまで購入履歴のあるお客様の分析をすることが大切
・チャネルの特性を理解し、チャネルに合わせたコンテンツ発信を心掛けると良い
本当にお客様の求めるコンテンツを量産するのは短期間では難しいので、まずは自社でどんなコンテンツができるかを考えて、少しずつでも良いので発信していくことが成功の第一歩です。
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